鹿嵐山(kanaraseyama)            2007.11.17




第1登山口”手前の車道から見た鹿嵐山
右奥は雄岳(鹿嵐山)。


鹿嵐山は大分県の本耶馬渓と院内にまたがり、雄岳と雌岳からなる双耳峰の山である。
私はまだ耶馬溪の山には登ったことがなかったので、今回紅葉の時季に会わせて行く事にした。
コースは第1登山口から上がり雌岳、雄岳(鹿嵐山)へと縦走し、地蔵峠の景、第2登山口に下る。

コースとタイム  08:55 第1登山口~09:46 雌岳~09:56 鞍部 10:07 雄岳(鹿嵐山)・昼食 10:16~11:04 地蔵峠の景~11:10 地蔵峠分岐~11:22 第2登山口~11:47 第1登山口


アクセス  大分自動車道・玖珠ICを下りて国道387号線を宇佐方面に向けて進む。
宇佐市の道の駅「いんない」を過ぎ、院内町円座交差点より県道664号線に曲がり、西へと進んでいく。
暫く山手へと上がっていくと小野川内にある第1登山口の駐車場に着く。今回はここからスタートしたが、
さらに県道を上がって行くと「豊前の名水」の先に中央登山口、さらに上には第2登山口と駐車場に出合う。

 第1登山口。このすぐ下に駐車場がある。  登山口を入ってすぐ、出迎えてくれる安全祈願の像?



今朝、自宅を出発する時は寒く、車には霜も降りていた。また途中の玖珠町では霧で真っ白状態だったが、第1登山口に着いた時にはカラッっと晴れていて絶好の登山日和となった。さっそく車を駐車して第1登山口より上がる。
登山口からは傾斜のある杉の植林の中を上がる。思ったよりも距離はある。
ある山の本によると雌岳までの所要時間は50分となっていて丁度そのタイムではあったが、私はこの時ハイペースで上がったので実際はもっと掛かったかもしれない。

雌岳までの登山道 



ひたすら上っていくと尾根筋に出たようで景色も自然林へと変わり、そしてその先には石祠のある雌岳(730m)に着く。
雌岳山頂はそんなに広くはない。木々に囲まれて視界は遮られている。それでも木々の間からは地蔵峠の景の山々が見えていた。

 色付いた葉  雌岳(730m)

 
 雌岳より地蔵峠の景の山々を望む





雌岳から雄岳へは一旦鞍部まで傾斜を下り、再び上がる。
鞍部には中央登山口への分岐がある。またこの辺は紅葉が綺麗!色付いた木々も幾つかあり楽しませてくれた。

 

   





鹿嵐山(雄岳)山頂もそんなに広くはないが、見通しは良く眺望も楽しめる。
少し休憩し地蔵峠の景を目指し出発!
ここからが傾斜が急な下りが続く。ロープを伝わりながら下っていくが所々落ち葉もあり滑りやすい。時々”ズルッ”といく。



鹿嵐山(雄岳)山頂
                         山頂からの展望
   
     
 
山頂から見た地蔵峠の景の山容 




やがて登山道は”やせ尾根”に入る。後方には雄岳の雄姿が見えていた。
細い道をトコトコと進んでいくが、本日風も出ていて帽子が飛びそうだ!やせ尾根の中、立ったままで写真撮るのも難しい。
重たい三脚なんて持ってこなくて良かった~。

 
   


 

 
 やせ尾根の登山道と
そこから見える雄岳(鹿嵐山)の山容
 




そして鹿嵐山の名物「地蔵峠の景」
自然が造り出した不思議な形の奇岩や奇峰がここでは見られる。
「万里の長城」と呼ばれるものがある‥が、私には”どれ”だか分からなかった。















地蔵峠から第2登山口まではそんなに時間も掛からず下る。
ここから第1登山口までは車道をのんびり下っていく。
間違って私は四日市の方へ行こうとしたが第1登山口は下ってきて「T字路」を右へ進むのだ。

 第2登山口へ下りてきた  車道沿い第2登山口




所要時間3時間ほどであったが十分楽しめる山である。

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